2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

無事転院

案外しっかりした足どりで 築地に立つ ぎんぎんの残暑だ 大森の決して新しいとはいえない病院へ着く 賑やかな六人部屋 しかし 親父は 痰出しで賑やかなだけ 窓際ではないから 双方はカーテン でも テレビはあった 随分と顔色も良くなっているし 手足も温かい…

転院決まる

築地から大森へ まるで河岸のように 転院決まる 親父は手を合わせて ありがたや だと そんなに自宅が嫌なのか ま 本人が安心するならば それでよい おまえが来ると痰がひどくなる と書くから なんで と聞いた ら 嫌だから そう書かれても なあ 煌めく汐留の…

うどん組

一行5人はタクシーにて うどん巡り 四軒は行きたかったが 飛行機の時間もあるので二件で諦める 毒針兄弟は数年前 テレビ収録で 二日間で八軒くらい回った 昼一時半に終わる製麺所のうどんはうまかった 一面畑で ぽつんとあるほったて小屋のうどんもうまかっ…

四国上陸

初の四国上陸 着陸の瞬間死んだかと思った 寝ていたところに 下手なパイロットなのか 衝撃がすごかった 息絶え絶えに降り立つと とにかく 暑い 会場までバスに揺られること 1時間近く ぽっこりぽっこりした山ばかりの景色 いいところではある バスから降り…

ハモニカ熱演

クジラさん曲を録音 なかなかサイケ&フラワー&アートだ みんなでパーカッションを一気に録る が いいとこは持ってかれて 残り物のフィンガーシンバル くそっ と思いめちゃめちゃに叩きました それから岡田さん曲のハモニカ 熱演であった 座っては吹けない …

白い風

白い風が吹いていた いくつもある病室の窓や扉は開け放たれて 白い風が 天井低く吹いていた 午前中 母親と見学した老人病院 まだ彫られたばかりの地蔵のような顔をしたおばあさんが エレベーター前に 車椅子に乗っていた 自我を失いながらも 生き続けている…

またまたリハーサル

あっという間のリハーサルだったから 写真もない こんなんで大丈夫か?というリハーサルだけど 音はでかい 今回の四国の演目に 譜面や歌詞はいらない つまり動けるということ かなり ロックだ いやいや 普段動かない人間が そう簡単に動けるとは思えない い…

鼓膜が‥‥

久しぶりの飛行 離陸は上々 しかし 羽田に近づいて 高度を下げ始めると きた 強力な耳の痛み ひとりもんどりうっているというのに みんなは平気なのか 不思議だ 鼓膜がパンパンになっては プシューっと 音をたてて 元に戻る それの繰り返し 徐々にひどくなる…

北海道は曇り

北海道は曇りで とても涼しい 石狩は 砂だらけの大地 寝っ転がるように 草が生える テントがいくつもあって 夢みがちだ 海にに向かって 低音が響く プレハブ楽屋 緑のテント

練習

夏フェスへ 練習 練習が好きか と問われたら 嫌いだと答える 白井さんはもっと嫌いだ 鈴慶さんは 好きとか嫌いとかいうより しないと気が済まない 人それぞれである 今は 練習と本番をどのくらい変えようか と思って 練習する まずは身内をドキッとさせてか…

深い駅

この駅は深い しかもこの季節 人がいない 特に 下ろうとすると 地底が 体を引っ張るようだ 遠く 下の方で 電車が走る音がする じっとしていれば ホームに到着するのに 少し不安になる たった今 蝉の声を聞いてきたというのに この光景ですっかり忘れてしまっ…

とにかくお知らせ更新

metrotr-on-line 2006 august Mio Fou マスタリング終了 が 工場は盆休みであった まあ しかしできました 八月中にはお届けできますよ 何故か白いポット

オレの出番だ

本日はミオフー締め切り録音 だらだらと残しておいた 歌とギターとベースを録る 本来ならば 今日までにやっておくことではあった が そこはこの性格 尻に火がつかないと 何もしない ニュース好きであるから テレビを見ちまう 高校野球も好きだから そのダイ…

通り雨の後の通り

通り雨の後の通り 乾いてゆく街の肌に 数秒間 意識を奪われる 高架とビルの間の 空の青は遠く 雲は白い もし ここで 目を閉じれば この景色を永遠に ただれた網膜に 焼き付けて コンクリートの橋柱に 粉みじんになるのか と思うと より清々しくなった 最近 …

なんか広い

本日の録音はいつものように 平和島のパン屋さん待ち合わせがない ということは クジラさんがいないということ 朝から ゆっくりした梅干しの話とか 聞けないわけだ 少々安心しながら 少し淋しい気がするのは なんなんだ やけに広く感じるスタジオで 今日は …

また走る

行ったり来たり とにかく走るしかない 良くなったり 悪くなったりに 一喜一憂している暇はない 同じ景色の中 今日も 走った しかし 走っているうちは 安心なのだ ふと この道を走らなくなる日が来るのか などと 頭をよぎるけれど 一瞬にして 青い水門から 東…

撮影

ドキュメンタリー映画の撮影 音楽スタジオに 照明機材やカメラが入り ものものしい雰囲気 昨日の音楽に画をつける 今日は チョイ悪というより かなり悪な感じでいこう と 計画したが 成功だったろうか 少し不安だ 鈴慶が言うには バカなナルシストにしか見え…

工場音とともに

工場音とともに 録音する 映画の最後を飾る 音楽だ バラバラでありながら 妙に求心力を持った音 いつ壊れるかわからない バンドの音 適当であり いいかげんでもある のに 粘着力は相当なもの どこに付こうというのか 場所もないのに でも きっと こうして30…

自分を観る

ドキュメンタリー試写を観る ベース弾きなのに ギターばっかり弾いている まあいいか 人はそれぞれ感じ方が違うのは当たり前 いい人間なのに 悪者に見える それも まあいいか 平凡よりいいかもしれない やっと夏が来た運河沿いの ビルの中 やけに キンキンと…

靄の町

八月なのに 暑くない 八月なのに 忙しい 八月なのに だるくない 八月なのに 近所の子供がうるさくない車でまた築地へ行ったら 親父は元気に くちゃくちゃ 夕飯を食っていた 洗濯物もあまりない じっと 立って腕を組む と 14階の窓の景色に 吸い込まれそうに…

またまたミオフー録音

今日はミオさん 頑張りました 15時から延々と 夜中の3時まで 甘いケーキと 鯖寿司まで持参して ピアノを弾いて行きました アップルパイは 美味しかった これで4曲の見通しがついた 最後の方は疲労で 口数も少なく でも ここまでやっておけば かなり安心 蒲田…