2008-04-07 無事間に合う Mio Fou 無事間に合う 本日22時出来上がった 最後に録音した歌は 6時間前に書きあがった「コブのない駱駝」 賑やかで楽しいものになった ああじゃない こうじゃない とTDをしていたら 彼女が2人分の鶏そぼろ弁当を持って来てくれた ありがたやありがたや 美尾さんとガツガツ食う しかし 音楽屋の性か 食いながらもピアノの音がイマひとつか などと考えて ついついPCに手が伸びる 食うときは食い やる時はやる という按配になかなかいかない 彼女は呆れて帰っていった でも 鶏そぼろ弁当のおかげで間に合ったのだよ 緑の水門
2008-04-04 観にいった といっても 壁にへばりついていて姿形はわからない 今更姿を見てもしようがない と思いつつ 音を聞く 壁を伝わって様々な音がするけれど おれを雑巾のようにボロボロにしてくれる音はなかった ただ今の30年グループを吹っ飛ばして 兄は 音楽をしていた そこは爽快 爽快 終わって久しぶりにいろんな人と話す 自分のライブじゃないと疲れてもいないし 気が楽でいい とりわけ エージさんとは隣で酒を酌み交わし 楽しかった 一色くん
2008-04-03 あと1日の録音 今日を終えたら あと1日の録音しかないMio Fou だから本日は懸命にPCの前にはりついていた 一気に4曲トラックダウン 2008年版「ピエロ・ル・フー」と「夢みるジュリア」を ゴツゴツとした音で仕上げた 考えてみればMio Fouの原点のような曲だ ゴツゴツしすぎて 聞く人のことを考えてないといわれそうだが 今の音はそんなに飾り気を必要としていない 電子音は部屋で鳴り響く丸い時計のみ あとは安価なマイクが必死で拾い集めた音ばかり みなさんも是非 素っ裸で聞いてください 少ない音が薄い肌に届きますように まだ咲く桜
2008-03-21 自警団 その日 緑道の始まりのホッタテ小屋が開かれて 自警団員たちが何やら練習をしていた この町では昔から こういう光景が見られる そんなに危険な町なのか とつい思ってしまう 暗闇でうごめく影が たまに笑い声を発しながら しかし突然整列なんぞして 放水の点検をしている すべては闇の中でのこと 良い憩いの場であればいい 自警団
2008-03-18 足を投げ出す 娘が風邪をひいたから孫をみてくれないか と言ってきた ちょっと頻繁過ぎないか と思いながらも行く 孫は部屋の中でもチャイルドシートに寝かせられ ワウワウ言っている 娘は隣の部屋でマスクをして簀巻きになっていた この部屋は12階だけあって 風が強く どこか寒い なのに ベランダに出て煙草を吸う 義理の息子の靴を履いて 足を投げ出してみたら 宙に浮いてる気がした 足を投げ出す