無事間に合う

Mio Fou 無事間に合う
本日22時出来上がった 最後に録音した歌は
6時間前に書きあがった「コブのない駱駝」
賑やかで楽しいものになった
あじゃない こうじゃない とTDをしていたら
彼女が2人分の鶏そぼろ弁当を持って来てくれた
ありがたやありがたや
美尾さんとガツガツ食う
しかし 音楽屋の性か 食いながらもピアノの音がイマひとつか
などと考えて ついついPCに手が伸びる
食うときは食い やる時はやる という按配になかなかいかない
彼女は呆れて帰っていった
でも 鶏そぼろ弁当のおかげで間に合ったのだよ



緑の水門

観にいった

パス

といっても 壁にへばりついていて姿形はわからない
今更姿を見てもしようがない と思いつつ 音を聞く
壁を伝わって様々な音がするけれど 
おれを雑巾のようにボロボロにしてくれる音はなかった
ただ今の30年グループを吹っ飛ばして 兄は
音楽をしていた そこは爽快 爽快
終わって久しぶりにいろんな人と話す 
自分のライブじゃないと疲れてもいないし 気が楽でいい
とりわけ エージさんとは隣で酒を酌み交わし 楽しかった


一色くん

あと1日の録音

今日を終えたら あと1日の録音しかないMio Fou
だから本日は懸命にPCの前にはりついていた
一気に4曲トラックダウン
2008年版「ピエロ・ル・フー」と「夢みるジュリア」を
ゴツゴツとした音で仕上げた
考えてみればMio Fouの原点のような曲だ
ゴツゴツしすぎて 聞く人のことを考えてないといわれそうだが
今の音はそんなに飾り気を必要としていない
電子音は部屋で鳴り響く丸い時計のみ
あとは安価なマイクが必死で拾い集めた音ばかり
みなさんも是非 素っ裸で聞いてください
少ない音が薄い肌に届きますように



まだ咲く桜

自警団

自警団員の跡

その日 緑道の始まりのホッタテ小屋が開かれて
自警団員たちが何やら練習をしていた
この町では昔から こういう光景が見られる
そんなに危険な町なのか とつい思ってしまう
暗闇でうごめく影が たまに笑い声を発しながら
しかし突然整列なんぞして 放水の点検をしている
すべては闇の中でのこと 良い憩いの場であればいい



自警団

足を投げ出す

やさぐれ爺とその孫

娘が風邪をひいたから孫をみてくれないか と言ってきた
ちょっと頻繁過ぎないか と思いながらも行く
孫は部屋の中でもチャイルドシートに寝かせられ ワウワウ言っている
娘は隣の部屋でマスクをして簀巻きになっていた
この部屋は12階だけあって 風が強く どこか寒い
なのに ベランダに出て煙草を吸う
義理の息子の靴を履いて 足を投げ出してみたら
宙に浮いてる気がした



足を投げ出す