無理やり東京を区切るように流れる 多摩川の淵に立つと 暗い対岸が見える 河口が近いから川幅は広く 対岸は遠い 川上の彼方に陽は沈み 雑草の中 足は知らぬうちに淵を越え ぬかるみに入りそうになる 川坊主とかまいたちの声が聞こえた 新年おめでとさん 対岸
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