終わる

終わり間近

ひとり減り ふたり減り そして三人になった
さばっと 終わりをむかえた
最後の歌は 流通センタービル5階の 道端
声を張りあげても 闇が吸い込んでゆくようだ
身体は疲れているんだか いないんだか 正直に言ってくれない
でも 帰るといつも 顔も洗わず ベッドに倒れるように寝ていた
つまり 正直なのか
つべこべ言ってないで 終わったんだから 寝ましょう



終わる