2007-08-13 夜明けの埠頭 3匹は夜明けの埠頭へ出かけた 流星をひとつ見た 防波堤越しに見える海は 表面がぬるぬるしている 時折 でかい魚が跳ねる それだけのことで 随分と波が広がる しかし どんなにちっぽけな海とはいえ 海である しっかりと 美しい夜明けを作ってくれる 握り飯が朝陽で光るなんて 幸せなことだ 思う暇なく 蝉が鳴き出したので 退散することにした 埠頭の夜明け