2007-09-16 切羽詰まる快感 昔から 切羽詰まるとバカなことをする 脳が熱く沸騰して 冷水を浴びにゆくようなことか 今がまさにそれ やってもやっても 出さなくちゃいけない 何もないのに ひとりになれば 指から流れる 夜の時間に いつも怯えている 背中に張り付く 壁の冷たさが 皮膚にしみ込んで 言葉を凍らす 誰かが気付いてあげないと 男は そのまま ベランダ 鳥になり この部屋は空っぽ 米粒ジェット