うっとなった
知らなかった
演奏者もお客さんも 昔と変わっていなかったことを
いや むしろこの日の方が 両者一体となって 熱かったように思う
全演奏者は手を抜かず それを固唾をのんで見ていた人たちがいた
そのことが一番うれしい
これからどう転がって行くかなんてわからないけれど
その場面を目に焼き付けて やっていきたい
ステージという特別な空間にいる者は
見る人を楽しませなければならないという使命がある
はたして どのくらいの人が楽しんでくれたろうか
最後の曲を歌い切って 初めて うっとなった
それが肯定の証と信じて
政風会 ザ・スズキ
グランドファーザーズ 加藤千晶さんバンド
カーネーション&博文 博文ひとり
(写真:山本昇)