2007-12-31 じじジミをさすりながら じじジミをさすりながら 晦日をむかえる 昨日は父親を風呂に入れた 枯木のような足を洗いながら 泡立たない石鹸に少しいらついた 冬の寒さで眼鏡が曇り 指が見えなくなった 掃除はほとんど彼女がしてくれた 小さな机の上を片付けているうちに 全てがきれいになっていた 手際の良さは 百倍である 感謝 感謝 おかげで 今じじジミをさすりながら 晦日をむかえている と いうわけだ あっという間に年はあけるのだろうが じじジミは増えてゆくばかりか じじジミ