あっという間に日常

公園の木々

あっという間に 日常に戻る
朝 公園に行き バクを散歩させ
家中の燃えるゴミをまとめて 道路脇に出し
隣のマンションの管理人さんに「おはようございます」と言われ
玄関の切れた電球を 脚立に乗って換えて
と 普通の日曜日を寝て過ごし もっと普通の月曜の朝を迎えたのだ
土曜日の汗なんか とうに乾き切って 自分の中には何もない
ただ 品の悪いシャツとタンクトップが まだ洗われず 壁に吊るされている
放っておくと いつかのようにカビてしまうんだろうな って
眺めているだけで 何もしない
何かしないと不安になる体質でないことを こういうとき嬉しく思う
暇さえあれば 眠れるなんて 一番幸せなこと 
眠り過ぎで汗をかくこともあるが それもいい
生きている証拠だ