2007-08-03 ice bass きみの家のこのベースで 何を弾けばいいのか 始めはカラカラといい音を出していた ゆっくりと数十分かけて 原型は定かでなくなって そして最後は骨だけになり アイスコーヒーもうすくなった けれど 口ずさめば いろんなメロディが出てくる 水さえあればこのベースが出来るように 静かに横たわると朝が来て 窓の外はカラスを燃やすように暑いのだろうが ここはいつまでも ベースをゆっくり溶かして行く空気が ぼくたちを包んでいる ice bass