名古屋は暖かい

着ていったモリソンホテルのパーカーがいらないくらい 名古屋は暖かだった 駅からTOKUZOへ直行 ここは本当に音がいい だから自分の出す音に浸れる が 反面 くっきりした音像なので注意しすぎてしまったりする 臆病にならないように 歌い 弾く いろいろ問題点…

京都は夜 雨

京都駅から二条城前の立派なホテルへ 花はまだだが蕾があちこち 皇居前のようだが どこに何があるのかさっぱりわからない 音楽以外したいことは山ほどあったが 敢え無く叶わず 捨得は心地良かった 外気よりも冷たい空気が 指にまつわり 多少の緊張と興奮が混…

またしてもライブ前の美容院

またしてもライブ前に美容院へ 刈り切った頭が涼しい もうそろそろ髪染めを止めたいと 美容師ヤマちゃんに相談したら 案外短く刈られた が高倉さんほどではない できあがりましたよ と手鏡をわたされ後頭部を見たら すすきのような白髪 しかもつむじ周辺に行…

はちみつぱい復活

なぜかはちみつぱい復活 詳細不明 摩訶不思議 だから早々と帰宅 これでいいのか まあいいや 興味ないし そんなことより 明後日からのツアーが心配 楽屋でずっと一昨日のリハをイヤホーンで聞いていたよ 円盤を作った男 はちみつぱい復活

Mio Fou リハ

9日京都 10日名古屋用 Mio Fou はリハをした 湾岸でのリハは支度に1時間かかる なぜならば自分で配線やらマイクセッティングをするから しかもコンソールは古くなってガリガリ言う 普通の人だったらガリガリにキィキィするだろうに お互い というか美尾さ…

指相撲

また娘に呼び出される 店をやっているとなかなか大変なんだろうが ちょっと多くないか 熱っぽいというので見ててくれと まあミルクと下の世話だけだから 暇なじいさんには丁度いいか いやそんなに暇ではないのだ 暇であってはいけないのだった しかし 小さな…

路傍の妖精

こんな所で妖精を見つけられるとは 思っていなかった 3月から縁起がいい 飛ばないし 動かないが 手に乗るほどの大きさで うっかり持って帰りそうになった この城南の妖精のおかげで 頼まれていた詞が 朝できた 月曜には歌を録音しよう 欲張りだが妖精にはも…

29日の朝方

4年に1度の 29日の夜 いくら春だと騒いでも 寒さは残っていた 彼女は餅を焼くように ストーブに手をかざしていた 手をかざす

時計

この時計は ずいぶん人知れず立っている 時を教えてくれるのでなく 過去を忘れさせてくれるように 込み入った町の端っこに立っている 何時かな と見るのではなく もうこんな時間なんだ と過去を清算する時計 錆びついた短針がギイギイ言いながら でも 確実に…

距離

Mio Fou 録音 本日はかなり大きめのダンボールドラム しかし低域はあまりなし 楽しそうに叩くミオさんが羨ましい 2人しかいないこのスタジオであるけれど いつも思う この距離感はなんだろう と 誰が決めたわけでもない 自然とこうなってしまった対角線上のM…

春でしょう

始発に乗って駅を降りると 外はまだ暗い そういえば最近 車に乗らなくなった 鉄の塊と動いていると 何かと面倒だし 歩けるところは歩いて 電車で済むなら電車で ということか しかし 始発は久しぶり まだ冬かと思って暗い道を歩いていると こころなしか 東の…

始まり 徐々に そしてついに

始まり 徐々に そしてついにはまったかも 三日目ともなると些細な表情の違いがわかる 研究対象ではなく愛すべき孫となったのか 寝ている間 ベランダに出て煙草を吸っていたら でかいジェット機が着陸態勢をとっていた 風はまだ冷たいがどことなく春が近くに…

徐々に

午前中 母を連れて病院にゆく ここんとこさっぱり楽器に触れていない日々が続く 病院から帰ってすぐまた 孫の世話にゆく 触れてなくても妙に充実した日々なのはいかがなもんか なあ この日はミルクも飲まず ウンチもせず ほとんど寝ていてくれた 充実ではな…

屋上の遊戯場

百貨店の屋上の遊戯場はなぜか冬が似合う きりっとした冷たい空気が 錆びたボルトや剥がれ落ちた鉄の肌に容赦なく それら名も知れぬ動物の乗り物は キイキイと悲鳴をあげているようだ 彼女はゴンドラに乗りたそうだったが たかだか数メートル高くなるだけだ …

始まり

子供を見てくれ と娘夫婦が言うので 朝10時から孫の世話にゆく いつもは一家で店を切り盛りしている家で 孫はお店の2階に寝かされて安全らしい が どうもインフルエンザが蔓延して そこにはおけないということで呼び出された 12階の新居から東京タワーとジ…

初ドーム

初めて東京ドームへ入った 扉が回転している 入った瞬間 気圧の変化で耳がふさがった 地下に降りてケンタッキーとホットドッグを食う 腹もいっぱいで席に着くと 嫌な予感 眠気だ 場内が暗くなり 人々がざわめくと 轟音が鳴った ポリスの始まり 爪より小さい…

御食い初め

御食い初めだというので 新居に母と呼ばれた もう100日なのか まだ100日なのか ほとんどピンと来ない が 孫らしくなってきた 毎日毎日見ているわけではないから 会うとき未だに緊張する それを察するのか 孫の眼は知らないオッサンを見る眼 しかしきみは娘が…

活発な Mio Fou です

ついに東京でも Mio Fou はまたライブをします。詳しくはツンしてください。

幸せなきみを

幸せなきみを見たいと思って 今コーヒーをいれる 幸せなきみを感じたいと思って 食事をする 幸せなきみに触れたいと思って 朝起きると 大きな背中でトーストを焼いている 白い壁にもたれて 傾いてゆく船のように また眠る 次は本当に起きるだろうと 送水口

誤摩化し

父を風呂に入れた 1番風呂が好きな父は前日誰も入ってないさら湯でも嫌がる ここは誤摩化しが必要だ と思い 秘湯厳選炭酸湯信濃ゆずの香りを入れる 気持ち良く胸まで浸かっているではないか うまく騙されてるな 歯の無い笑顔がかわいい とさえ思える 「出る…

録音は順調

Mio Fou の録音は順調に進んでいる またもダンボールドラムがいい音を鳴らしていた 今日は美尾さんの希望でハーモニカを吹く 適当なハーモニカなら得意だが フレーズがある ブルースハープでフレーズは吸ったり吹いたり 吹いて吹いて吸ったりと 目が遠くなり…

雪の日曜日に豆を食う

雪の日曜日に豆を食った 50数個はかなりいっぱいだと思ったら かるく食えた それ以上食いたかったが やめる 朝方の雪も 昼過ぎには小雨になり 町は ポタポタと 水滴の落ちる音に包まれていた が 今日は 一歩も外へ出ないと決意していたので 窓から景色を見る…

気がつけば すぐ

Mio Fou・京都 拾得ライブ詳細アップしました。ツンして見て、みなさん来て下さいな。

暖かい朝だった

午前5時になると いろんな家から犬がやってくる しかも マンションが多くなったせいか みんな小型犬 遠く飼い主の足元をうろついていても見えない バクはそれをいち早く見つけ 吠える 冬は鎖のリードが手にくい込んで痛い だから 散歩は何とか5時前に行く …

録音です

録音です といってもほとんどパソコンのキーを打つ たまに マイクの位置を変え 機材のツマミをいじる でも今日は生ギターを録音した 廊下でバクがうるさいので 部屋に入れたらすぐに寝た しかし いびきがすごい どこかでふごふご聞こえてくる それもいいじゃ…

猫を背負う

ひょんなことから社員より猫の数の方が多い会社に行って 鍋いっぱいのおでんをご馳走になる 大好きなぶーを食い 幸せな気分でいると 膝がもぞもぞする 縞模様の子猫が股座に侵入しようとしていた その子猫は シバタさんと言うらしい ああ 猫になんで人間の名…

もう

Mio Fou・名古屋TOKUZOのチケット発売してます つん して見てくださいな

ザッパは生きていた か

横浜ブリッツへ行く ザッパを演奏する息子ザッパを見る なんだか好青年のようだ 親父の毒は受け継がなかったのか 不思議な気持ちで見ていると 突然スクリーンに生前の親父が 息子ザッパたちと親父が一緒に演奏している うーん より不思議な気持ちだ 紫の衣装…

寒空をねじる

あまりに寒いから 西口まで歩いた 途中の陸橋を上る坂に 葉のない木が 寒空をねじるように立っていた 黒々と 堂々と 西口の定食屋に行こうというから 陸橋を渡っていた 一番高い所から 駅近くのデパートの屋上に回る観覧車が見えた もう回らなくなりそうな色…

指甘海老2008

近しい人たちと蕎麦屋で遅い新年会を開く 刺身の盛り合わせの中に 甘海老を見た 指が疼いてたまらなくなる 蕎麦湯割りを一杯呑んで すぐちゅるんと吸い込み 海老の頭を指に差し込んだ 指甘海老2008である さして周囲の人々は驚かない もう慣れっこか しかし…